急速発酵乾燥資源化装置

ごみを有価物に変えて
地域のゼロエミッション化を実現

ERSは、1日で廃棄物を殺菌・発酵・乾燥して資源に変える再資源化システムです。
地域でのゼロエミッションの実現に、ERSをご活用ください。


ERSで廃棄物が
燃料・肥料・飼料・敷料に
生まれ変わります


Environment Recycling System
急速発酵乾燥資源化装置

ERSは、設置地域に生息する土着菌(特許微生物)を活用し、都市生活ごみやし尿・汚水・汚泥、家畜糞尿、野菜・食品加工残渣、廃棄食品などの様々なごみを、数時間で殺菌・発酵・乾燥して資源化するシステムです。ERS1台あたり日量2トン~50トンの処理が可能で、その処理工程において排水と悪臭が発生しないのが特徴です。ERSを複数台組み合わせることで、数百トン、数千トンといった大規模処理も可能です。また、ERSの資源化処理によって生成した成果物は、含水率の低い良質なエネルギー燃料や肥料、飼料、敷料といった有価物として利用可能。ERSは、地域社会におけるゼロエミッション化の実現に大きく貢献します。


ERSの仕組み・特徴

処理スピードが速い

装置内部は沸点が50~70℃となるよう減圧し、土着菌にとって最適な活動環境を制御することにより、水分の多いごみでも高速で発酵乾燥処理します。

排水・悪臭の発生なし

ごみの水分は脱臭後に蒸散されるため、排水が発生しません(排水設備が不要)。また、装置内部では真空状態のなか、土着菌がごみに含まれるアンモニアを分解するため、悪臭も放ちません。

ごみの資源化を促進

ERSの発酵乾燥処理により、発酵度合いや水分のムラがなく均一な品質の成果物が生成できます。成果物は、燃料、肥料、飼料、敷料として活用できます。

温室効果ガス排出量の削減

廃棄物の水分や体積を低減するため、焼却処分する場合の温室効果ガス排出削減につながります。

投入前の分別が不要

食品などの有機系廃棄物とプラスチック類が混在したままERSに投入できます。また、処理後にふるい機で分別できます。

土着菌使用で微生物環境
リスクなし、補充も不要

他所からの菌の持ち込みをしないため、微生物環境を阻害しません。また、最初に定植した菌が装置内で継続的に増殖するため、菌の補充は不要です。

水分調整が不要

脱水処理や水分調整剤の添加は不要です。

発電事業の構築も可能

ERSで処理した成果物を燃料として利用し発電し、自家利用や売電ができます。

既存設備との併用でも
複数のメリットあり

既存の焼却設備、メタン発酵設備、堆肥舎などの廃棄物関連設備にERSを併用することにより、処理コストや環境負荷の低減を加速します。

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